成犬のレッスン編
生後5ヶ月を過ぎた犬との暮らし方
「とっても静かな仔犬で
安心していたのに
最近になって、
わんわんと言い出したんです」
とてもよく聞かれる言葉です。
犬のことを考えると、それは不思議でも
おかしなことでもありません。
「おなかがすいた」 「お散歩行きたい」から
「抱っこしてほしい」 「自由にしてほしい」などなど、
「何でも受け入れられる時期」を過ぎて
成長した犬は、
「どうしたらこの気持ちが伝わるだろう」
といろんなことを試すようになります。
そして一番伝わる確立が高かったのが
たまたま「わんわん」だったのかも
しれません。
また、違う理由がそこには
存在しているのかも 。
犬種特性はもちろん、個性も、
生活環境もさまざま。
解決への答えも、その犬によって違います。
そうです。
5ヶ月過ぎた犬達は、
今までの経験から出てくる行動が増えてきます。
犬の経験はおもに、人とのかかわりが主となっています。
こちらの対応を少し考えていくだけでも
犬は、経験した事から自分で考えて
良い行動を起こすようになってくれるのです。
街で生活する犬達には
「吠えなくてもよい生活」をお伝えしていくと
ご家族ともコミュニケーションがスムーズにいき
ストレスなく満たされた生活がしやすくなります。
どんなことをするの?
はじめは、簡単な事から
スタートしていきます。
「小さな成功」を繰り返すことで
「大きな信頼」へ繋げていきます。
生活の中での
ちょっとしたことからはじめて、
「こんな事ができた!」と
喜んでいただく姿は、犬も人も共通です。
飼い主様がうれしいとご愛犬もうれしい。
そして、私もとってもうれしいのです。