ペットの防災

 

2016年4月16日に九州地方で大きな地震による

災害がありました。

被害に遭われた皆様に心よりお見舞い

申し上げます。

 

 

私にできる小さなことから協力を惜しまず

していこうと思っています。

 

さて、ブログでもふれた「ペットの防災」

通常の生活に満足していてついつい後回しにしてしまいます。

 

しかし、今回の大地震で「完全な予防は無い」

「しっかり準備しておいてもしすぎではない」ということが

わかってきました。

まずは人命優先。

その時、ペット達は。

そして、「その後ペット達は。」

 

その後がとっても大事だ、ということも

考えてみましょう。

石巻動物救護センターにて感じた事

東北で起きた震災から

約2ヶ月たったころ、

宮城県石巻動物救護センターへ

被災した犬達のお世話をする

ボランティアへ行きました。

 

短期間でも素晴らしい環境と

管理システムが整えられ

愛情いっぱいのセンターでした。

 

大勢の犬・猫たちが保護・お預かりで生活していました。

獣医師、お世話スタッフ、お散歩スタッフ

物資管理スタッフ、設備スタッフ、人間のお世話スタッフ、

広報スタッフなどなど全員ボランティア。

もちろん、非人道的な方法は使われていないようでした。

 

でも。

 

毎日、必ずしも同じ人間がお世話できるわけではない

ということを知りました。

被災されたボランティアさんもいるし

遠方から時間を調整してくるボランティアさんもいる。

コミュニケーションをしっかりとる時間も少ない。

そんな中で犬達は、

 

普段から誰にでもどこでも(特に首周り)を

触らせる事を受け入れることが大切

 

と痛感しました。

 

 

「そんな簡単な事。」

と思われた飼い主様。

ご家族様がいない場所でも

大丈夫ですか?

 

「そうなんだ、どうしたらいいの?」

と思われた飼い主様。

一日で解決する事ではありません。

 

毎日毎日、ちょっとづつ。

仔犬の時期から成犬になってからも

 

「触られることを受け入れる練習」を。

簡単にできることから始めましょう。

 

その仔にとってのご褒美を準備して。

気になる→気にならない

もしくは我慢した方がいい事がある

と教えていきましょう。

 

やさしく、ゆっくりと、いろんな人に対して。